結縁灌頂の式次第

結縁灌頂の順序を知る

 仏様とのご縁を結ぶ儀式は曼荼羅(まんだら)の御前にて行われますが、儀式の前に阿闍梨様から特別に「真言(しんごん)」や「(いん)」を授かることになります。
「真言」とは、古代から中世にインドや東南アジアで使われた梵語(ぼんご)を音写したもので、仏様の言葉とも言われます。その真言を唱えることで、仏様に誓願を伝えます。
「印」とは、真言を唱えるときに手で組む修法のことです。その内容は秘密とされており、結縁灌頂を受ける方に特別に伝授されるものです。

 やがて、儀式の前に目隠しをされます。目隠しをしてこの真言を唱え、印を組み、シキミの葉(華)を持ちます。そして、自分の前にいる人の背中に指先を当て、真言を唱えながら、離れないように付いて歩きます。
 そして曼荼羅の前にて僧侶の指示に従い、シキミの華を投華(とうけ)します。自分と縁を結んでいただく仏様が決まると、目隠しを外されて灌頂へ入ります。すべて僧侶が傍で指示いたしますので、安心してお受けできます。